蜩がなき始めるとそろそろ夏も終わりだねーと思うものです。俳句では秋の季語とされ「日ぐらしや盆も過ぎ行く墓の松」蝶夢、が読んでいるように、蜩を秋の季語として読んだ歌も多数あります。
ところが、梅雨もまだ開けていないのに、梅ケ島ではもう蜩がないているんです。
晩夏に鳴くセミのイメージがありますが、実際には成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から7月にかけて発生し、他のセミより早く鳴き始めるそうです。
そうだったんですね~「かなかな」という鳴き声が寂しそうに聞こえるところから晩夏のイメージが強くなったとも言われているそうです。
でも、そう言われても、なんか夏の終りという気がしてしまいますよね。
高浜虚子が「温泉(ゆ)の宿や蜩鳴きて飯となる」という俳句を読んでいます。
まさに今、梅ヶ島に来て温泉に泊まるとこの俳句の世界を感じることが出来ますよ。
どうぞ、俳句の世界に浸る空間(とき)を作ってみてくださいね。
GO TO キャンペーンもうまく使って来てくださいね。